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第2回ビジネスプランコンテスト・イン・ジャパン 実施概要

はじめに

第三次ベンチャーブーム、そして東証マザーズとナスダックジャパンの登場以来、漸く我が国のベンチャー環境も活況を帯びてきて、将来の日本を担う意欲と独創ある若者のベンチャーへのチャレンジが増えてきています。『起業』を志す機運は、学生に、そして社会人に確実に増えてきています。
しかしながら、技術と経験が無くても成功する可能性のあるネットサービス系のベンチャーに注目があつまる一方、我が国の経済を支えてきたテクノロジーに根ざしたベンチャーにチャレンジする若者は多くなったとは言えません。21世紀の日本経済とイノベーションの旗手となるテクノロジーオリエンテッドなベンチャーの登場が待たれるところです。
そこで、テクノロジー志向の世界的大学であるマサチューセッツ工科大学と日本トップクラスのシンクタンクである株式会社三菱総合研究所が手を組んでテクノロジー型ベンチャー創造にむけて、必要な経験と技術、ネットワークを付与する(メンタリング)ことを特色とするビジネスプランコンテスト・イン・ジャパンを昨年度実施いたしました。今年度も引き続き第二回ビジネスプランコンテスト・イン・ジャパンを実施いたします。
関係各位においては、こうした主旨をご斟酌の上、よろしくご協力いただきますようお願い申し上げます。

目的

日本におけるテクノロジー型新企業創造活動の活性化、21世紀の日本経済をリードするベンチャー企業をプロデュース

・ベンチャーに不足している技術・経験・ネットワーク等を支援することでベンチャー創造を促進する。

・ビジネスプランコンテスト・イン・ジャパンを通して、新企業創造を実践するとともに、起業活動の普及啓蒙とノウハウ等の教育レベル向上を図る。

・新しい雇用力のあるベンチャー企業を創造し、我が国における失業なき労働移動のモデルを提供する。

1. ビジネスプランコンテスト・イン・ジャパンの特徴

ビジネスプランコンテスト・イン・ジャパンの主な特徴は以下の3つです。実際に事業展開が可能でかつ大きな価値創造につながるビジネスのプロデュースを図ります。

(1)   テクノロジー分野にターゲット

(2) グローバルなレベル・視野でのビジネス展開
・世界中のMIT-EFがグローバル展開をサポート
・日本国内のビジネスパートナーシップはMRIが率先支援

(3) 先駆者たちによるメンタリング
・MIT関係者と日本側支援者による戦略構築協同作業
・必要なノウハウ(ビジネスモデル・資本政策・知的所有権等)のレクチャー

2.主な対象者と募集・表彰件数

ビジネスプランコンテスト・イン・ジャパンでは、学生だけでなく、企業内の研究者・アントレプレナーや既存の企業で新規事業の立ち上げを企画する方など、幅広くその対象とします。
分野:テクノロジー及びテクノロジー活用型のニューサービス

・製造業(ロボット、新素材、半導体、情報機器、バイオ等)
・革新技術を駆使・対象としたサービス業(情報配信、EC、新エネルギー等)

対象者

・学生(大学(専門課程)・大学院生)
・企業内起業家(企業・国研等)
・ベンチャー企業経営者
・第二創業企業(新規事業の立ち上げ計画中の既存企業)

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第2回ビジネスプランコンテスト・イン・ジャパン 記入要領

注:提出にあたってビジネスプランや商品カタログ等参考になる資料があれば併せて提出して下さい。

1. 事業タイトル

事業の名称を記載して下さい。事業タイトルは一目で貴方が計画している事業の内容を予測させるものであることが必要です。場合によっては副題をつけることも効果的でしょう。

2. 提案者名

ビジネスプランコンテスト・イン・ジャパンに応募する代表者の氏名を記入して下さい。法人の場合には、代表者の氏名のあとに〔 〕で会社名を記入して下さい。
例:三菱 太郎〔(株)総研〕

3. 連絡先

2.の提案者の方の連絡先を記入して下さい。会社・自宅を問いません。事務局が今後連絡をさせていただくのに最も相応しい連絡先をご記入ください。電話やFaxが当面困る方はブランクにして下さい。なお、E-mailは必須です。

4. 事業概要

貴方の企画するビジネスの概要を記載して下さい。重要なのは「事業の定義」がしっかりとなされていることです。設計に専念するのか、製造まで行うのか。対象が日本だけなのか、世界向けなのか。その上で、当面3年程度以内に行う事業と、その後で発展的に展開する事業について記載して下さい。

5. マーケティング戦略

顧客をターゲッティング(絞込み)することが第一です。法人顧客の場合には主要な顧客候補の具体的名称を、一般顧客の場合には特にターゲットとする消費者層を分類して提示します。次にその顧客のニーズを、そして市場規模や伸び率等を分析して下さい。

以上の市場分析を踏まえて、マーケッティング戦略を練ってください。どうやって商品を顧客に販売するかです。特に最初の顧客を開拓する方法(マーケットイン戦略)が重要です。「ネットで売買」だけでは、バイバイですね。

6. 保有技術

ここでは自分が計画する会社の【強み】を記述して下さい。テクノロジー会社の場合には、技術力になりますね。特許等がある場合にはそのうちの主要なものを記載し、他○件というように記載して下さい。また人材や販売ネットワークも【強み】です。○○大学との提携により優秀な人材が調達できるとか、○○商社との提携で販売チャネルが強力だというのも【ポテンシャル】ですね。

7. 競合性・新規性

既存商品・類似商品との比較(価格・性能・既存商品等の売上・製造会社)を行ってください。この時に「卓越した商品ゆえに競合するものはない」という記載がよくありますが、競合商品がないということは絶対にありません。その場合には消費者等は性能の劣る他の商品を渋々利用しているはずですから、それとの比較をして下さい。また比較にあたっては、できるだけ価格や性能など数値的に比較をして下さい。

8. 経営陣

主要な経営者(経営参加予定者)の略歴を記載して下さい。人数や記載の内容については特に規定しませんが、略歴の中では「このビジネスを進めるに当たってこの経験・実績が役に立つ」という点を特にアピールして下さい。

9. 売上計画

概ね3年又は5年の売上収支計画を記述して下さい。売上は商品ごとに商品単価×販売個数の様式で、経費は投資額と経常経費(人件費、外部委託費、材料費等の費目別)に分けて記載して下さい。また主要な原単位(販売価格等)について算定根拠を注記して下さい。

第2回ビジネスプランコンテスト・イン・ジャパン・キックオフミーティング

昨年度に引き続き、今年度もMIT(マサチューセッツ工科大学)と、三菱総合研究所が共同して、テクノロジー・ベンチャー創造にむけて、必要な経験と技術、ネットワークを付与する(メンタリング)ことを特色とするビジネスプランコンテスト・イン・ジャパンを実施いたします。
コンテスト実施にあたり、2002年1月16日(水)にTEPIAホールにて、来るべきベンチャー新世紀のスタートを飾るに相応しい豪華講演陣を集めたミーティングを開催します。

実施体制

主 催

日本MITエンタープライズ・フォーラム

共 催

株式会社三菱総合研究所 

後 援

経済産業省、文部科学省、東京都、東京商工会議所、財団法人神奈川中小企業センター、アメリカ大使館商務部、日本MIT会、日本MITスローン会、日本スタンフォード協会

特別協賛

㈱CSK、サイバーコイン㈱

協 賛

東京三菱証券株式会社、ダイヤモンドキャピタル株式会社、株式会社東京三菱銀行、株式会社おりこんダイレクトデジタル、株式会社アライアンスドットコム、株式会社構造計画研究所、中央青山監査法人、株式会社サイコム・インターナショナル、富士ゼロックス株式会社、イムカ株式会社、三菱商事株式会社(予定)

特別協力

ノースウエスト航空(予定)

(特別)協賛企業様は、会社名をポスター・パンフレットに記載するほか、コンテスト・メンタリングにもご参加いただけます。また、応募選抜された起業家の方とも親しく交流いただけます。
※1月中(特別)協賛企業募集中(詳しい内容につきましては、問合せ先までご連絡ください)。 
ベンチャー企業の経営者も、起業をお考えの方やベンチャー企業への就職をお考えの方も、またベンチャー企業への投資や支援業務を担当している方も是非ご参加ください。

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川合 知二 氏 KAWAI, Tomoji

大阪大学 産業科学研究所 教授   / インターマテリアル研究センター長

 

学歴・職歴

 1974年 東京大学大学院 理学系研究科 博士課程修了 理学博士(東京大学)

 1975年 国立分子科学研究所 助手

 1983年 大阪大学 産業科学研究所 助教授

 1992年 大阪大学 産業科学研究所 教授

 2001年 大阪大学 高次インターマテリアル研究センター長(併任)

 専門分野

 多機能が調和した人工生体情報材料の創成、DNAナノテクノロジー

 委員等

内閣府総合科学技術会議専門委員

文部科学省科学技術・学術審議会専門委員

経済産業省産業構造審議会臨時委員    など

受賞歴・表彰歴

 *日本化学会進歩賞 昭和54年3月

   「電子分光法による固体表面反応の研究と光エネルギー変換への応用」日本化学会

 *金属材料科学助成賞 平成3年7月

   「積み上げ法による層状酸化物超伝導体の作製の研究」

金属研究助成会

 *市村学術賞 平成6年4月

   「高温超伝導人工格子の研究」

新技術開発財団

 *文部省COE研究リーダー 平成9年4月

   「機能調和材料創成の原子・分子プロセシング」

 *日本化学会学術賞 平成12年3月

   「高次機能調和材料の創成」

日本化学会

 *大阪大学 プロフェッサー オブ ザ イヤー(平成13年4月)