最終審査発表会を経た以下の6チームをBPCC18ファイナリストとして認定いたしました(2018年11月17日)
※順番は発表順
登壇ファイナリスト① H24E Innova Ltd.
■発表タイトル:
脱炭素社会実現へ、レーザーと光触媒によるオンサイト・廉価な水素製造
■発表者:
H24E Innova Ltd. Founder & CEO 久保 直嗣
■ビジネスプラン概要:
低炭素社会実現に必須の水素は、CO2除去や余剰電力蓄電、大型・長距離車両/船のクリーン燃料等に活用されていく。しかし現状は水を電気分解しており、大規模生産でなければ採算が取れず、原則長距離輸送が必要なため高価で複雑である。我々は、レーザーと光触媒技術を用いた装置で、オンサイトで廉価な水素製造を実現する。
登壇ファイナリスト② マイクロバイオファクトリー株式会社
■発表タイトル:
発酵工学を用いたバイオ化学品の製造・販売事業
■発表者:
マイクロバイオファクトリー株式会社 代表取締役社長 清水 雅士
■ビジネスプラン概要:
近年のバイオテクノロジーの発展により様々な化合物が発酵で製造出来るようになってきました。我々は発酵工学を用いて、化学合成では製造が困難な化合物を微生物発酵で製造します。製造した化合物は化学品、化粧品、食品材料など様々な用途向けに販売します。
登壇ファイナリスト③ tonoi株式会社
■発表タイトル:
Hybrid Computing – 次世代IT処理基盤
■発表者:
tonoi株式会社 代表取締役 戀川 光央
■ビジネスプラン概要:
アキバのハッカーが模索するAI達を世に解き放つHybrid Computingは、前人未到の集中かつ分散したデータ仮想化により、スパコンからガジェットまでを高速化、低消費電力化し、DevOps化します。イキイキとしたAI Agentが闊歩するGhost In The Shellの世界を作りましょう。
登壇ファイナリスト④ デジタルグリッド株式会社
■発表タイトル:
デジタルグリッド技術を用いた電力プラットフォーム運営事業
■発表者:
デジタルグリッド株式会社 代表取締役会長 阿部 力也 / 企画課長 豊田 祐介
■ビジネスプラン概要:
電力融通AI搭載のIoTデバイス(デジタルグリッドコントローラ)を通じ、発電家・需要家間P2Pの電力取引をブロックチェーン上で実現するプラットフォームを運営致します。新電力の需給管理円滑化や、近年普及の進む再生可能エネルギーの流通を促進し、以て分散型のエネルギー社会実現に寄与します。
登壇ファイナリスト⑤ 立命館大学
■発表タイトル:
ANSHiNブレーキアシストシステム
■発表者:
立命館大学生命科学部5年生 上田 隼也
EDGE SPROUT 代表
立命館大学Sustainable Week実行委員会 ファウンダー・アドバイザー
■ビジネスプラン概要:
子どもの自転車事故を減らすために、ANSHiNブレーキシステムを開発しました。このシステムにより既存の自転車よりも少しでも早く止まることを可能にします。他にもブレーキをかけた場所や時間などを自転車から情報を取ることで危険情報を可視化します。
登壇ファイナリスト⑥ 株式会社アメニモ
■発表タイトル:
緊急避妊薬の遠隔診療支援サービス
■発表者:
株式会社アメニモ 代表取締役 白須 真鶴枝
■ビジネスプラン概要:
緊急避妊薬は性交後72時間以内に服用すると避妊効果がある薬です。今までは主に婦人科診療所でしか手に入らなかった薬を「スマホ診療+薬局で受け取る」という新しい流通経路を作り、望まない妊娠を防ぎます。また確実な避妊法である低用量ピルの定期処方につなげ、人生のあり方を主体的に選択できる文化を作ります。