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2024年度 MIT-VFJ 主催
ベンチャーメンタリング
プログラム(VMP24)
エントリー受付開始

メンタリングを通じた応募者の成長やビジネスプランの変化に対してより強く焦点を当てた「ベンチャーメンタリングプログラム」のエントリー受付を開始しました。

ビジネスプランをブラッシュアップしたい、ビジネスプランを作成したい起業家のみなさまのご応募をお待ちしています。

特定非営利活動法人日本MITベンチャーフォーラムは「ベンチャーとイノベーションの創出支援」をミッションとして、2000年より毎年ビジネスプランコンテストを開催し、起業家へのメンタリングサービスを実施して参りました。

2020年までは応募者のビジネスプランをコンテスト形式で評価してきましたが、2021年以降はベンチャーメンタリングプログラム(VMP)として、メンタリングを通じた応募者の成長やビジネスプランの変化に対して、より強く焦点を当てたプログラムとしています。

各産業分野の専門知識や事業実績等をもつMIT-VFJメンターが約3ヶ月のメンタリングを担い、徹底した助言により、市場に対するビジネスモデルの分析から、時には事業コンセプトそのものの見直しまでもサポートします。応募者にはビジネスプランを十分にブラッシュアップしたうえで最終発表会に臨んでいただきます。また、ビジネスプランのブラッシュアップに止まらず、応募者・メンター・関係者同士のネットワーキングを目的に、合宿・中間発表会も用意しています。

事業を実現する意思のあるベンチャーであれば、個人起業家、スタートアップ、企業内ベンチャー、大学発ベンチャー等、あるいは起業準備段階のものも含めて幅広く受け付けます。英語でのご応募も可能です。

イノベーティブなテクノロジーやビジネスモデルを持っているベンチャー、日本の未来・世界の将来を担う起業家のご応募を心よりお待ちしています。

日本MITベンチャーフォーラム理事長
會田隆太郎

 

■募集対象者と応募条件

■募集対象者

すでに起業済みまたは起業準備中であり、その事業について最終の意思決定を行える個人。
※ 中小企業の後継者、企業内の新規ビジネスプロジェクトの応募も受け付けますが応募事業に関する最終意思決定者が応募し全日程に自ら参加すること、企業の代表権を有しない方は所属企業が応募・参加を承認していること、が必要です。
※ 日本国外からの応募、日本語以外に英語による応募も受け付けます。
※ 過去の本プログラムに応募歴がある方、他コンテストの応募者・受賞者も受け付けます。

■応募条件

応募は、以下の条件を満たしている必要があります。

事業の前提となるコア技術やビジネスモデルが、イノベーティブで成立可能性が高いこと。
※ シードステージ、アーリーステージの方々が主な対象です。
※ コア技術またはプロトタイプなどがあり、実証性の審査ができること。
※ アイデアや構想だけという場合は審査対象となりません。
応募者が、応募した事業を起業家として実行し事業化する意志を持っていること。
※ 実施する意志がないビジネスプランや、事務局がビジネスプランコンテスト荒らしと判断したものの応募は受け付けません。
応募者が、2次審査、メンタリング、中間発表会、最終発表会に積極的に参加できること。
※ 特にメンタリングへの積極的参加は必須です。
※ 期間中は2週間に1回程度のメンタリング会議が実施されます。(スケジュールの項目も要参照)
最終発表会のプレゼンテーションを記録、公開(インターネット等)しても構わないこと。
※ 発表言語は、日本語または英語に限ります。
この募集要綱に記載の「スケジュール」、「応募者の承諾事項」を承諾していること。
以下の方々のご応募をお待ちしています! 作製品やパイロット版サービスを事業化したい/資金調達に向けて事業プランをブラッシュアップしたい/プレゼンのスキルを磨きたい/ベンチャー人脈を広げたい

■VMPの特徴

  1. ファイナリスト候補者(2次審査通過者)には、最終発表会までの約3ヶ月強、経験豊富なメンター陣によるメンタリングを受けていただきます。
  2. メンタリングを通じて、ビジネスプランやプレゼンテーションスキルをブラッシュアップしていただきます。
  3. 最終発表会では、経験豊富なコメンテーターから、ビジネスプランや3ヶ月間の成果についてフィードバックを受けられます。
  4. ファイナリストには、MIT卒業生や過去のファイナリスト等が参加するベンチャーエコシステムにアクセスする道が開かれます。
 

■書類審査とプレゼン審査の審査基準

■ファイナリスト候補者(2次審査通過者)は、下記の審査基準に基づいて決定します。

  1. イノベーション性: サービスや製品は、革新性ある技術もしくはビジネスモデルを基調としているか社会にポジティブなインパクトを与える可能性があるか
  2. 実現可能性: 持続的な事業として実現するもの、あるいは実現可能なものであるか
  3. グローバル性: 国内のみならず、アジアや世界に向けて貢献する可能性があるか
  4. リーダーシップ: 事業代表者は、十分なコミュニケーション力やプレゼンテーション力があるか
 

■応募要領

下記の①か②いずれかを選択しそれぞれの応募方法に従って応募してください。

【応募方法① ビジネスプランをブラッシュアップしたい対象者向け】

  1. 対象者 すでにビジネスプランがあり、ビジネスプランをブラッシュアップしたい者
  2. 応募提出書類 エグゼクティブサマリー、および ビジネスプラン の2点(PDFファイル)
  3. 提出する「ビジネスプラン」 には、以下の各項目(記載必須項目)を必ず記載すること
    また、末尾記載の「参考:ビジネスプラン作成のポイント」等を参照し、必要十分な内容とすること
    • (1) 事業タイトル、
    • (2) 応募者名、及び連絡先、
    • (3) 事業概要、
    • (4) マーケティング戦略、
    • (5) コアコンピタンス・保有技術、
    • (6) 競合優位性・新規性、
    • (7) 経営体制(応募者・チームの経歴)、
    • (8) 売上・収益計画(5か年)

【応募方法② ビジネスプランを作成したい対象者向け】

  1. 対象者 今回の応募により未完成のビジネスプランを完成させたい者で、かつ、イノベーティブな技術またはビジネスモデルを有し、それをもってビジネスとして社会や産業に普及したいとの強い意志を持つ者
  2. 応募提出書類 エグゼクティブサマリー、および 提案書 の2点(PDFファイル)
  3. 提出する「提案書」には、以下の各項目(記載必須項目)を必ず記載すること
    • (1)事業タイトル
    • (2)応募者名、及び連絡先
    • (3)イノベーティブな技術またはビジネスモデルの概要
      (審査基準であるイノベーション性と実現可能性を明確に説明する内容であること)
    • (4a)イノベーティブな技術を有する提案の場合
      当該技術により実現した機能・性能の具体的説明(写真や動画の添付も可能)
    • (4b)イノベーティブなビジネスモデルを有する提案の場合
      商品・サービスの「プロトタイプ」の実物の具体的説明(写真や動画の添付も可能)
    • (5)産業・社会にもたらされるインパクト
      (顧客にとってのベネフィット、社会的ニーズの大きさ、そのニーズは切実かつ重要なものか、誰にとってどのような良いことがあるのか、誰がどのように困っていることを解決するのかの説明)
    • (6)事業の推進体制(応募者・チームの経歴)
 

■応募方法①と②に共通する事項

▸応募のデータ形式、書式、記載方法等
データ形式 PDF (Portable Document Format) 形式のみでしか受け付けない(動画データを除く)
※ ビジネスプラン作成コースで動画を使用する場合は、映像時間を3分以内とすること
 動画データはメール添付にて送付せず、ネット上での共有手段等で応募すること
書式 A4用紙にプリントした際に判読できる文字サイズとすること
言語 日本語または英語を使用すること
記載分量 エグゼクティブサマリーは、1ページ(約1,200字、タイトル・応募者名の記載必須)
ビジネスプランまたは提案書は、文書形式の場合6~12頁程度、スライド形式の場合10~20頁程度
参考 本募集要項巻末の「ビジネスプラン作成のポイント」
総務省「事業計画作成 とベンチャー経営の手引き」
http://www.soumu.go.jp/main_content/000170365.pdf

▸応募送付先、連絡相談先、その他

この資料の内容は変更する可能性があるため、随時ウェブサイトhttps://www.mit-vf.jp を確認のこと
応募書類は、期日(7月31日)までに下記事務局へメール送付すること(郵送やFAXでの応募は不可)
応募後に事務局から受領の連絡がない場合等の連絡・相談も、下記事務局にて受け付ける
MIT-VFJ VMP24事務局 vmp@mit-vf.jp

 

■スケジュール

■7月31日(水) 応募締切
■8月11日(日) 1次審査結果通知(2次審査への通過者選出)
各応募者に審査結果を通知します(落選者には「審査者コメント」を通知します)。
通過者には、個別面談と2次審査会と出席案内を通知します。
 

以下、1次審査通過者のみ、参加必須

■8月24日(土) 13時~16時(終了予定) 2次審査会(プレゼンテーション審査会)
1次審査通過者は、オンラインでプレゼンテーションと質疑応答を行います。
当日中に2次審査結果を通知します。
 

以下、2次審査通過者(ファイナリスト候補者)は、定例セミナーを除き、参加必須

■ 9月1日(日) 13時~16時オリエンテーション、第1回メンタリング ※リアル開催
今後の進め方を説明します。その後、各チームで個別にメンタリングを開始します。
以降、各チームで個別に1~2週間に1回程度のメンタリングを実施します。
■9月中 MIT-VFJ定例セミナー連動メンタリング (可能な限り参加)
本フォーラムの定例セミナーと連動したメンタリングの機会を設ける予定です。
■9月28日(土)14時~9月29日(日) 13時(終了予定) 合宿・中間発表会 ※リアル開催
首都圏近郊にて合宿形式でのメンタリングと交流会、および中間発表会を行います。本フォーラムの関係者との交流やチームを超えた議論を行います。
■10月~11月中 MIT-VFJ定例セミナー連動メンタリング (可能な限り参加)
本フォーラムの定例セミナーと連動したメンタリングの機会を設ける予定です。
■12月14日(土) 13時~20時(終了予定) 最終発表会 ※ハイブリッド開催
首都圏近郊にて、最終的発表会を開催します。ファイナリスト候補者はビジネスプランを発表します。経験豊富なコメンテーターから、ビジネスプランや約3ヶ月間の成果についてフィードバックを受けられます。ファイナリスト候補者は、リアル会場にてご参加いただきます。最終発表会で発表したファイナリスト候補者は、MIT-VFJファイナリストとして認定され、MIT卒業生や過去のファイナリスト等が参加するベンチャーエコシステムにアクセスする道が開かれます。また、協賛企業による企業賞も授与予定です。最終発表、企業賞授与の後、懇親会(ネットワーキング)があります。懇親会終了が20時頃を予定しています。

【スケジュールに関する重要事項】

  1. 最終発表会はリアルとオンラインのハイブリッドにて開催します。
  2. 運営内容等の変更時は、本フォーラムウェブサイト(https://www.mit-vf.jp ) にて通知します。
 

■応募者の承諾事項

応募者は、応募と同時に、つぎの事項を異議なく承諾し、かつ表明・確約しているものとして取り扱います。

  1. 応募条件への合致、反社会的勢力や反社会的行為の排除の確約
    応募者は、この募集資料に記載の「募集対象者と応募条件」に自らが合致することを表明し確約する。
    応募者は、応募者及び応募者が関係する組織が反社会的勢力等に該当せず、自らまた第三者を利用して反社会的行為を行っていないことを表明し確約する。
  2. 費用負担
    応募者は、メンタリング活動において発生する費用(ビジネスプラン等の作成諸経費、通信費等)や損害(事故等により生じた身体的損害等を含む)等について、負担する。主催者は、これらについて一切の責任や負担を負わない。ただし、合宿の宿泊費は主催者が負担する(交通費は参加者が負担する)。
  3. 主催者が応募者から取得した情報の取り扱い
    主催者は、応募者の個人情報を、主催者の個人情報保護方針(https://www.mit-vf.jp/privacy/に記載)にもとづき管理する。応募者はこれに異議なく同意する。
    応募者は、「主催者が知り得た応募者の情報(資料の提示、口頭説明等による情報等を含む)、企業秘密やノウハウ等の情報の一切」の保護等の対応を自らの責任と負担で講じる。主催者は当該情報(応募者の個人情報を除く)の保護や守秘について一切の責任や負担を負わない。プレゼン審査およびメンタリングにおいて公表された発表やフィードバック等については、本フォーラムの趣旨に沿った活動の範囲において活用する。
  4. その他
    主催者は、本プログラムにおける主催者のあらゆる行為(運営内容の変更や中止を含む)や当該行為により生じたあらゆる事象について一切の責任や負担を負わない。
    主催者のメンタリングや評価等の一切は、応募者の事業や資金調達の成功、その他一切を保証しない。
    本コンテストの定めが関係法令等に抵触する場合、当該抵触部分に限り法に従い、その他はなお有効とする。
 

【日本MITベンチャーフォーラム】

日本MITベンチャーフォーラム(MIT-VFJ)は、日本MIT会の下部組織であり、MIT(米国マサチューセッツ工科大学)卒業生と有志らが1999年に前身となる組織を立ち上げ、その後特定非営利活動法人となりました。
 ハイテク企業その他で活躍するプロボノ(ボランティア)たちの集団として「ベンチャーとイノベーションの創出支援」をミッションに、過去19年間毎年欠かさずビジネスプランコンテストを開催してきました。
 コンテスト開催のほか、起業や地域振興等を図る月例セミナーの開催、大学・自治体・金融機関・諸団体への専門家(起業支援メンター/アドバイザー/審査員等)の派遣などにより、起業家・支援者コミュニティのネットワーク化を推進しています。

 

■応募要項ダウンロード

https://www.mit-vf.jp/wp-content/uploads/2024/06/MIT-VFJ-VMP24.pdf

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